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新築で注文住宅を建てる際、「洗濯パンは付けた方が良いのか、それとも付けなくても大丈夫なのか」と悩まれる方もいるのではないでしょうか。
マンションやアパートなどの集合住宅では、階下への水漏れ対策として洗濯パン(防水パン)の設置が一般的です。ですが、戸建て住宅ではその必要性について意見が分かれることもあります。
洗濯パンとは、洗濯機の下に敷くプラスチック製の受け皿です。排水口と一体になっており、万が一の水漏れや排水ホースの外れなどのトラブルから床を守る役割を果たします。
集合住宅では標準装備されていることが多いですが、戸建て住宅では選択制となることが増えてきました。これは洗濯機自体の性能やデザインの進化も大きな要因です。
1階であれば、仮に水漏れがあっても下階に被害を及ぼす心配がないため、洗濯パンを設置しない選択も一般的です。ただし、床の傷みを防ぐために、かさ上げ台などの工夫をするのもおすすめです。
2階では階下への被害リスクがあるため、洗濯パンの設置が強く推奨されます。修繕費や他人への賠償リスクもあるため、特に慎重な判断が求められます。
現代の洗濯パンは、見た目や機能面でも進化しています。掃除がしやすい構造や、ドラム式対応の広め設計、段差が目立たないデザインのものも登場しています。「ダサい」と思われがちだった洗濯パンも、今ではスタイリッシュな選択肢になりつつあります。
洗濯パンは、後から設置・撤去が可能なケースもあります。設計時に迷う場合は、将来のライフスタイルや洗濯機の選び方も含めて、柔軟に考えるのが理想です。
洗濯パンは、水漏れや振動によるダメージから住宅を守る役割を果たす一方で、掃除のしにくさやデザイン面での制限もあります。注文住宅では、生活スタイルや設置場所に応じて、必要性を検討していくことが重要です。
とくに2階設置や集合住宅ではリスクが大きいため、洗濯パンを設置する方向で考えるのが安心です。1階設置の場合は、デザイン性や掃除のしやすさを優先して、設置しない選択肢も十分あり得ます。
※シノスタイルの選出基準:漆喰壁、自然健康塗料を標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)。
※ライフの選出基準:ZEH、蓄電池、AI住宅が標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)
※本吉工務店の選出基準:市原市にある企業で最も古くに創業された注文住宅会社(調査日時:2023年6月)