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※ライフの選出基準:ZEH、蓄電池、AI住宅が標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)
※本吉工務店の選出基準:市原市にある企業で最も古くに創業された注文住宅会社(調査日時:2023年6月)

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ユニバーサルデザイン住宅とは?

ご自宅の計画を進める中で、「ユニバーサルデザイン」という言葉を耳にした方も多いでしょう。これは、単に高齢者や障がい者のためだけの「バリアフリー」とは異なり、年齢や能力に関わらずすべての人が快適に暮らせる住まいを目指す考え方です。

本記事では、将来を見据えた安心の暮らしを実現したいとお考えの方へ、ユニバーサルデザイン住宅の基本からメリット・デメリット、具体的な設計のポイントを解説します。

ユニバーサルデザイン住宅とは

ユニバーサルデザイン住宅とは、年齢や能力、身体的な特徴などに関わらず、「すべての人」が安全で快適に暮らせるように設計された住宅です。

高齢者や障がい者といった特定の対象者だけでなく、子ども、妊婦、怪我をしている人など、誰もが使いやすいことを目指し、段差の解消、広い通路、操作しやすい設備などを備えています。将来のライフステージの変化にも対応できる「長く住み続けられる家」の考え方です。

バリアフリー住宅との違い

バリアフリー住宅は、主に高齢者や障がい者を対象に、生活上の「障壁(バリア)」を取り除くことに重点を置いた設計です(例:後からスロープを設置)。

一方、ユニバーサルデザイン住宅は、年齢、能力、状況を問わず「すべての人」が最初から使いやすいように設計されています(例:最初から段差のないフルフラットな玄関)。

つまり、バリアフリーは特定の人への対応、ユニバーサルデザインは全ての人への快適さを目指すという、対象と設計思想に違いがあります。

注文住宅をユニバーサルデザインにするメリット

家事の負担軽減

ユニバーサルデザイン住宅は、生活の負担を軽減する工夫がされています。

例えば、かがまずに操作できる低い位置のコンセントやスイッチ、軽い力で開閉できるドアや引き戸の採用、車椅子でもスムーズに動ける広いキッチンや洗面スペースなどです。

これにより、日々の掃除や料理、移動といった家事・行動の労力やストレスが大幅に減り、家族全員がより快適で楽な暮らしを送ることができます。

ゆとりある広々とした設計

廊下やトイレ、浴室などに十分なスペースを確保することで、ゆとりある空間を実現します。これは単に広いだけでなく、家族の移動のしやすさや安全性に直結します

例えば、車椅子でのUターンや、介助者が一緒に入るスペースが確保されたトイレ・浴室などです。広々とした設計は、将来的に病気や怪我で一時的に身体が不自由になった際にも、介護者がスムーズに動ける大きなメリットとなります。

ライフステージの変化に対応できる

ユニバーサルデザインは、将来を見据えた設計が特徴です。

子どもが成長して独立した後、親との同居、そして自分たち自身の加齢に伴う身体機能の変化など、人生のあらゆる変化に対応できます。最初から段差をなくし、手すりの下地を入れておくことで、大掛かりなリフォームをせずに済み、時間的・経済的なコストを抑えられます。

「長く快適に住み続けられる家」となり、家族の安心を支えます。

注文住宅をユニバーサルデザインにするデメリット

コストがかかる

ユニバーサルデザインの実現には、初期の建築コストが高くなる傾向があります。

廊下幅を広くしたり、段差をなくすための基礎工事、また、引き戸や昇降機能付きの洗面台など、高機能な設備・建材の採用が費用を押し上げる主な要因です。特にスペースを広くとる設計は、延床面積の増加につながり建築費全体が高くなります。

ただし、将来のリフォーム費用や介護費用が抑えられる効果も考慮し、総合的な費用対効果で検討することが重要です。

部屋数が限られる可能性

ユニバーサルデザインでは、車椅子での移動や介助を想定し、廊下、トイレ、浴室といった共用スペースに十分な広さを確保する必要があります。これらの「ゆとりある空間」を確保するために、家全体の延床面積に限りがある場合、居室や収納などのスペースが削られ、結果的に必要な部屋数が少なくなってしまう可能性があります。

家族構成やライフスタイルを考慮し、どの空間に優先的に広さを割り当てるか、バランスをよく考える必要があります。

注文住宅をユニバーサルデザインにするポイント

段差を解消する

屋内はもちろん、玄関から道路、庭に至るまですべての段差を解消し、床をフルフラットにすることが基本です。

小さな段差もつまずきの原因となり、車椅子移動の妨げになります。段差をなくすことで、移動がスムーズになり、小さな子どもから高齢者まで安全な暮らしを実現します。

広いスペースを確保する

廊下や出入口は、車椅子やベビーカーが楽に通れる幅を確保します。特にトイレや浴室は、介助が必要になった際に介助者と一緒に入れる広さや、車椅子が回転できるスペースを設けることが重要です。ゆとりある空間は、日々のストレス軽減にもつながります。

全館空調にする

家全体の温度を一定に保つ全館空調を導入しましょう。これにより、部屋間の温度差をなくし、高齢者に多いヒートショックのリスクを低減できます。どの部屋にいても快適な温度で過ごせるため、体調管理がしやすく、健康で安全な生活をサポートします。

IoTやAIで自動化する

照明、施錠、空調などをIoTやAIで自動化し、操作の負担を減らします。音声操作やスマートフォンでの遠隔操作は、手が塞がっている時や身体が不自由な時でも役立ちます。少ない労力で生活でき、安全性の向上と利便性の両立に貢献します。

ユニバーサルデザインがおすすめの場所

玄関・アプローチ

段差のないフルフラットな設計にすることで、車椅子やベビーカー、重い荷物を持っていても安全に移動できます。軽い力で開閉できる引き戸や、座って靴の脱ぎ履きができるベンチ、夜間の安全のための人感センサー付き照明の設置もおすすめです。

キッチン

昇降機能付きの調理台や、車椅子の膝が入るスペースを設けたシンクなど、使う人や体勢に合わせられる工夫が重要です。手が届きやすい位置の収納や、IHクッキングヒーターの採用は、火傷のリスクを減らし、誰もが安全に料理を楽しめる環境を作ります。

リビング

床には滑りにくい素材を選び、配線コードにつまずかないよう工夫します。部屋の隅などに手すりの下地を入れておくと、将来的に必要になった時にスムーズな設置が可能です。操作しやすい広いスイッチやリモコンの定位置確保も暮らしやすさに繋がります。

廊下・階段

車椅子が回転できる幅(約150cm)を廊下に確保し、移動をスムーズにします。階段は緩やかな勾配にし、両側に手すりを設置。足元を照らすフットライトや、角の丸い部材を使うことで、万が一の転倒や衝突による怪我のリスクを減らします。

トイレ・浴室

十分な広さを確保し、介助や車椅子での利用を可能にします。開閉しやすい引き戸を採用し、トイレには可動式の手すりを設置。浴室はまたぎやすい高さの浴槽とし、急な温度変化を防ぐ暖房設備を導入することで、ヒートショックを防ぎ安全性を高めます。

まとめ

ユニバーサルデザイン住宅は、現在の快適さだけでなく、将来のライフステージの変化に柔軟に対応できる安心を提供します。

初期コストは高めですが、誰もが安全でストレスなく暮らせるという大きなメリットがあります。

バリアフリーを超え、ご家族全員が長く愛せる住まいを実現するために、この記事でご紹介した具体的なポイントやデメリットを参考に、経験豊富な設計者と共に理想の家づくりを始めましょう。

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※シノスタイルの選出基準:漆喰壁、自然健康塗料を標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)。
※ライフの選出基準:ZEH、蓄電池、AI住宅が標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)
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