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注文住宅で、家庭菜園を検討しているなら、ポイントを押さえた構築が必要です。「スペースさえ確保すればいい」と安易に考えていると困ることになりかねません。配管や配線の位置、給排水、泥ハネや土が流れないようにするための対策など、押さえておきたい注意点があります。
畑の場所ひとつとっても、後の生育に差が出ます。10時から13時頃、南面や東面に配置するのがおすすめです。午前中に日光をたくさん浴びた植物は、よく成長すると考えられています。
南面や東面への配置がむずかしいなら、日陰でも育つ植物を植えるといいでしょう。
土地の場所によっては地中に、水道やガスや電線の配管が埋まっているケースがあります。地面から30センチ程度の浅い部分を通っていることが多いため、土壌改良がむずかしいのです
排水管や汚水枡も同様に埋まっているケースがあります。配管や配線を無視して家庭菜園の場所を決めると、いざ、植えるときになって問題が発生するのです。結果、最初に決定していた場所から変更しなければなりません。
時間も取られますし、最初に決定した計画が台無しです。そのため、配管や配線の位置を把握し、干渉しないのを確かめてから家庭菜園を構築する場所を決定しましょう。
給水設備の設置関連も重要です。給水設備の位置を失敗すると、途中に物があってホースを伸ばすと引っかかり、水やりだけで苦労します。長期的に家をあけることが多いライフスタイルなら、その間の水やりが問題です。
自動散水栓があれば心配はなくなります。また、水道から遠いと水圧が弱くなるため、設計段階から検討するのがおすすめです。家庭菜園の場所を決めて、近くに蛇口を配置します。
水やりや雨が降ったときに問題となるのが水たまりです。確実な排水の促進では、暗渠排水を検討してみてください。暗渠排水とは、土中に穴の空いた排水管やドレーンを埋めます。
その排水管やドレーンにより余分な水分を排出できるのが特徴です。水はけが悪い土壌に適しています。ただし、粘土質の土地だと土壌改良が必要です。
家庭菜園のそばに外壁や塀を設置していると、泥ハネ対策が必要です。水やりをしていると、どうしても泥がハネてしまいます。外壁や塀も泥が付着し続けると苔の発生につながり、傷みやすくなるため注意が必要です。
外壁や塀を泥まみれにしたくないなら、家庭菜園のスペースと1m、距離を取っておいたほうがいいです。難しいなら家庭菜園の周囲にウッドチップを敷くだけでも被害を抑えられます。
野菜や植物がすくすく育つように、質のいい土を入れても流れ出ると期待するほどの効果が出ないものです。風や雨により家庭菜園のスペースから流れ出るのを防がなければなりません。
簡単な方法は家庭菜園をブロックで囲うことです。周囲を囲むことで、雑草が入り込むのを防げます。靴の汚れも少なくなるメリットもあります。
家庭菜園を作るには、道具が欠かせません。その場合、忘れてしまいがちなのが農具や肥料の保管スペースです。家庭菜園のそばに、道具をしまえる程度の物置を設置しておくといいでしょう。
農具をたくさん設置するための屋根や壁がある小屋には注意が必要です。建ぺい率や固定資産税の問題が発生する可能性があります。施工会社の担当者と相談してみてください。
家庭菜園をずっと続けるかどうかは、スタート時点だと不明瞭なケースは多いです。将来を見据え、家庭菜園を止めても、他の用途で使えることも考えたほうがいいでしょう。家族構成やライフスタイルも変わります。
子どもが成長して自動車の免許が必要なら家庭菜園のスペースを駐車場に変えることも出てくるでしょう。囲いは簡単に撤去できる、水道も、他の用途で使う場合でも邪魔にならない位置に設置するといった配慮をしたほうがいいのです。
1畳~2畳ほどのスペースがいいでしょう。敷地が広いなら1畳~2畳程度だとかなり小さく感じられるかもしれません。ただ、管理という観点から考えると、広すぎると管理負担という問題が出てくるのです。
育てたい野菜の種類や量が多ければ広くとってもいいかもしれませんが、初心者の場合は、最初に無理をすると途中でイヤになる可能性があります。慣れてから拡げても遅くないです。
1畳~2畳でも、2、3種類の野菜を育てられます。季節や旬ごとに違う野菜を育てるなら、1畳~2畳でも十分です。
家庭菜園を構築する際、初心者がとくに注意しておきたいのは、園芸用の土の用意や害虫対策や芝生の侵入などです。
庭の土をそのまま使用して野菜を育てるのはむずかしいです。水はけの悪さや小石の問題があるため、まずは土壌づくりが欠かせません。園芸用培養土との入れ替えが必要です。
ただ、1畳~2畳でも土を入れ替える負担は小さくありません。土の掘り返しや入れ替えや家庭菜園の周囲にブロックで囲むなどの作業はプロに任せたほうが無難です。注文住宅の相談を施工業者に相談する際、家庭菜園づくりが決まっているなら、外構工事のとき、ついでにしてもらえないか要望を伝えるといいでしょう。
害虫対策は必須です。害虫により食い荒らされるのを防がなければなりません。害虫対策として、堆肥を使って強い土壌を作ることがあげられます。防虫ネットを張るのも有効です。虫が嫌がるハーブを植えるのも対策になります。
芝生に注意が必要です。家庭菜園のスペースに芝生が侵入すると、育てている野菜のための栄養まで取られてしまいます。ハーブも虫除けにはいいのですが、同じく繁殖力が強いために一緒に育てる場合、配慮が必要です。
たとえば、直接植えずに、プランターやポットを利用するといいでしょう。芝生の侵入を防ぎたいなら、家庭菜園をブロックやレンガで囲むといった対策が求められます。
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