市原市で注文住宅を建てる人へのお役立ち情報満載!
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「注文住宅を建てたいけれど、予算不足が心配…」と悩んでいる人もいるでしょう。ここでは、注文住宅を建てる際の賢いコストダウン方法についてまとめています。避けるべきコストダウンも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
闇雲にコストダウンをしてしまうと、住み心地や仕上がりに対して後悔が生まれる可能性があります。注文住宅は何でも減らせば良いというわけではないため「自分にとって必要か不必要か」で判断してみましょう。
以下では、避けたほうが良いコストダウンについてまとめています。
住宅情報誌でよく目にするコストダウン方法に、「床面積を減らす」というものがあります。たしかに、床面積を小さくすると大幅なコストカットが可能です。とはいえ、家づくりに関する要望をたっぷり詰め込んだファーストプランから、当初の希望である間取りなどを削るとなると、住まいが完成した際に「思ったよりも部屋が狭くなってしまった」などの後悔に繋がりやすいでしょう。
床面積を減らすのは、これ以外の方法を試しても予算オーバーになってしまう場合の最終手段と捉えておくのがおすすめです。
断熱材は実際に目に見える部分ではないため、住まいの見た目や仕上がりを重視する人は「等級を下げてコストダウンを狙いたい」と考えるかもしれません。たしかに、高い性能を有する断熱材は値段も高いですが、その分住まいの快適性を高めてくれます。
逆に、等級を下げて節約を測った場合、室内に外気が入り込みやすくなり、暑さや寒さの影響を受けやすくなるでしょう。ハウスメーカーや工務店によって得意とする断熱方法が変わるため、迷った場合は各施工会社の標準の断熱材を選んでみてください。
住まいの外観や内装がどんなに立派も、玄関周りや庭といったエクステリアが中途半端な仕上がりだと、せっかくの審美性が損なわれてしまいます。外構にこだわりがある人はもちろん計画当初から希望を伝えている人は、経験方法なスタッフと一緒に予算の調整を行うのがおすすめです。
天井や、壁、床に使われる素材は、ビニールクロスだけでもかなりの種類があり、リーズナブルなものから高価なものまで揃っています。また、漆喰や珪藻土といた住む人と環境に配慮した自然素材の使用を計画している人もいるかもしれません。
しかし予算の関係上途中で使用する素材を変更してしまうと、仕上がりが大きく変わる可能性も。特に自然素材からビニールクロスなどに変更した場合、得られる機能や風合いなども変わってしまいます。
契約後に予算面で不安を抱き、変更したい部分が出てくるケースがあります。そのため、契約後も仕様変更を行うことがありますが、頻繁な仕様変更はおすすめできません。なぜなら、ハウスメーカーは仕様が変更されるたびに図面や見積もりを訂正しなければならないからです。
もちろん、仕様が変われば用意する材料や職人さんへの指示内容も変わります。工期の遅れを招く原因にもなるので注意が必要です。
畳や障子といった和室に欠かせない建材は単価が高めに設定されており、コストダウンの際に「和室をなくす」という提案を受けることも。もちろん、お客様が納得すれば問題はありませんが、和室をなくすと気軽に寝転がったりくつろげるスペースが1つ削られることになります。
「和室が欲しい」と思っているなら、安易に削らずに残しておいた方が後悔が生まれにくいでしょう。
予算オーバーを解消する際、おすすめのコストダウン方法を土地と設備といった2つの観点から説明します。設備を変更したくない人は土地を、土地の候補地が決まっている人は設備を工夫するなどでコストダウンを図りましょう。
土地を選ぶ際に、周辺施設や治安などさまざまな理由でエリアを絞ることが多いでしょう。希望通りのエリアに住みたいと感じるのは当たり前のことですが、人気の高いエリアは土地の相場も高い傾向にあります。
エリアを絞らずに土地探しをした場合、条件に沿った土地をリーズナブルな価格で手に入れるかもしれません。土地探しを始めたばかりの人や条件に合う土地と出会えていない場合は、範囲を広げて土地を探してみると良いでしょう。
正方形に近い土地ほど人気が高いので、高額で売り出される場合が多いでしょう。一方、狭小地はもちろん三角形の土地や旗竿敷地などは、家の間取りや施工方法が限られてしまうため安価に売り出されているケースがほとんどです。そのため、特殊な形の土地を選べばコストダウンに繋がります。
また高低差のある敷地は家が傾かないような処置を行う必要があるので、施工費用が高くなる傾向があります。どのくらいの高低差かによって費用が異なるため、心配な場合は業者に相談してみてください。
住宅設備にはさまざまな種類があるため、希望をとことん追求しようと思えばいくらでも可能です。しかし、性能やデザイン性が高いものは、標準仕様の設備と比べて数十万円程度の差が生じることがあります。
ハウスメーカーや工務店は、標準仕様の製品を一気に仕入れることで1台あたりの単価を下げているケースが一般的です。逆に、標準仕様と異なるものを選べば仕入れ単価は上がります。建築費用を抑える場合は、ハウスメーカーや工務店の標準仕様から選択しましょう。
太陽光発電システムや蓄電池といった省エネ設備は、電気を蓄えるだけでなく余った電力を売ることもできるなど、メリットの多い設備です。しかし、導入や設置にはかなりのコストがかかるため、これを見送るだけでも大幅なコストダウンが期待できます。
イニシャルコストが高額になりやすい設備は、本当に必要なのかを検討するのが重要です。
注文住宅のコストダウンでは、削っていい部分と削らないほうが良い部分との判断がポイントになります。一般的に、住まいの土台・骨組みとなる部分や間取りなど、建築後に変更しにくい部分は削らない方が良いでしょう。コストを削減したい場合には、土地や設備に着目することも可能です。
削れるところは削っても問題ありませんが、どうしても譲れない部分がある場合は無理に削らず、家造りの経験が豊富な業者に相談してみた方が良いかもしれません。
※シノスタイルの選出基準:漆喰壁、自然健康塗料を標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)。
※ライフの選出基準:ZEH、蓄電池、AI住宅が標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)
※本吉工務店の選出基準:市原市にある企業で最も古くに創業された注文住宅会社(調査日時:2023年6月)