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注文住宅を建てるとき、多くの方が苦戦するのが内装選びです。新築の内装はデザインが多く、家具や間取りとの相性も考えながらバランス良く考える必要があります。ここでは内装選びのコツと、人気な内装テイスト6選をまとめて紹介します。
新築住宅の内装を考えるときは、まずはじめに家全体をどのようなテイストに仕上げたいのかを明確にしておきましょう。テイストとは内装材や家具家電に統一感を持たせるうえで非常に大切で、和風テイストや西洋風のモダンテイスト、自然をイメージしたナチュラルテイストなどさまざまなカテゴリーに分かれます。
インターネットやインテリア雑誌などを見ながら、自分が実現したい家はどのようなテイストに近いのかを考えると良いでしょう。テイストがしっかりと固まると、その後の家具家電選びもスムーズに進みます。
内装のテイストが決まったら、次は色味です。内装にどのような色を使うかは自由ですが、一般的に「3色以内」におさえたほうがカラフルかつ統一感のある仕上がりになると言われています。
この3色というのは、壁や床など部屋の大半を占める「ベースカラー」、インテリアの基調となる「メインカラー」、小物やオブジェなどワンポイントの差し色となる「アクセントカラー」に分けられます。互いの色味のバランスを考えながら、これら3つの色を決めましょう。
内装の色味を決めたら、次は内装材やインテリアに使用する素材を選びます。素材はすべて同じものでそろえるよりも、異素材を組み合わせて変化を付けるのが一般的です。メインとなる素材は、障子などに使われる「紙」や、家電やインテリアに使われる「プラスチック」、窓枠などに使われる「金属」があります。
他にも家具やラグに使われる「革」、カーテンやブランケットに使われる「布」などが挙げられます。素材によって重厚感や高級感、ナチュラル感など、部屋に与える印象が異なるためお好みの素材を選びましょう。
家全体のテイストを決め、内装の色味や素材も一通り考え終わったら、一度部屋全体のイメージを振り返ります。例えば柔らかみのある和風テイストを考えていた場合、温かみのある障子や丸みのあるインテリアなどを置くと相性がよいでしょう。
一方で高級感あふれるモダンテイストを志向するなら、キッチンは力強さのあるステンレス製で、内装の色味は無機質なモノトーンが良いかもしれません。このように、一度立ち止まって部屋全体を俯瞰し、望むような雰囲気になっているかを確認することが大切です。
家の内装選びに苦戦する方は少なくありません。内装選びが難しい理由として多くの人が口にするのが、「そもそも見本となるデザインが多すぎて決められない」という悩みです。今はインターネットも広く普及して、誰でもすぐに多くの情報にアクセスできます。その一方、情報が多すぎてどれを参考にすれば良いのかが分かりにくいことも事実です。
モダンテイストのデザインを一つ例にとっても、「ナチュラル」「ミッドセンチュリー」「ラグジュアリー」「北欧」「アジアン」などその種類はさまざまです。特に専門的な知識を持たない一般の人々にとって、これらの膨大な情報から自分に合った内装デザインを選ぶのは至難の業といえます。
上で述べたように、内装決めに失敗しないためにはまず初めに屋内全体のテイストを決め、そのテイストに沿って家具家電やインテリアを選ぶことが大切です。しかしながら、デザイン選びや色選びに対するセンスは人によって異なるため、どんな組み合わせが正解なのか分かりにくいのが実情です。部屋の間取りや内装のテイストに合った家具家電を選ぶためには自分で情報収集するのはもちろん、建築業者のインテリアコーディネーターに相談することも大切です。
家づくりは家族全員で話し合って決めることが重要ですが、家族間でデザインや内装に関する意見が分かれてしまい、最終的な結論を出せないという声も少なくありません。だからといって、「この部屋のデザインはお父さんが、この部屋はお母さんが決める」などバラバラに考えると、最終的に統一感のない内装に仕上がってしまいます。家族全員が満足できる内装デザインを見つけるには時間がかかるかもしれませんが、納得いくまで話し合いを重ねることが大切です。
モダンテイストは、余計なデザインを取り除いたシンプルでスマートなデザインが特徴的です。デザイン自体はシンプルでも、使用する色味や素材にこだわることで部屋全体に落ち着いた雰囲気を演出できます。無駄のないモダンテイストは、流行やデザイン性を追求しすぎたデザインに比べて飽きにくく、何年経っても変わらず愛せる家づくりにつながります。
モダンテイストのもう一つの特徴は、建築にかかる初期費用やランニングコストを抑えやすい点です。無駄なデザインを排除したシンプルなモダンテイストは、工事に際して余計な材料費や手間賃が発生しにくいため、最終的な建築費用削減につながります。また、他のデザインに比べるとシンプルな設計なので、実際に暮らし始めた後のメンテナンス頻度も少なく済み、家の維持費も抑えやすくなります。
ナチュラルテイストとはその名の通り「自然」の雰囲気を大切にする内装です。内装材や家具、インテリアには温かみのある木製のアイテムをそろえ、床や壁は草木をイメージさせるようなアースカラーで整えます。他にも、ラグやカーテンなどの繊維には天然素材を使うことで、部屋全体の落ち着いた雰囲気がグッと増します。
ナチュラルテイストの強みは、他のテイストと組み合わせた場合にも調和の取れた仕上がりになることです。アースカラーをはじめとしてベージュやグリーンなど落ち着いた色を基調として、素材には木や自然素材を使うナチュラルテイストは、他のテイストと比べて主張が強すぎません。そのため、「ナチュラル×モダン」や「ナチュラル×北欧風」など他のテイストと掛け合わせることで、よりオリジナリティのある家づくりが可能です。
「北欧=おしゃれ」というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。北欧とはそもそも、フィンランド・デンマーク・ノルウェー・スウェーデンの4カ国を指す言葉です。
北欧地域は冬の寒さが特徴的で、冬が来ると人々は家の中で家族と共に多くの時間を過ごします。次第に、人々は多くの時間を過ごす屋内のインテリアにこだわりを持つようになったと言われており、日の光が指しやすい窓や、部屋に温かみをもたらす照明の数々、自然とのつながりを感じる木やレンガなどの天然素材を用いるようになりました。
自然とのつながりを大切にする北欧テイストは、内装の色選びに関してはナチュラルテイストと共通点があります。壁紙や天井、床にはホワイトやグリーン、ベージュ、グレー、アイボリー、ブラウンなど落ち着いた暖色系のアースカラーを採用し、部屋全体に温かみを持たせます。カーテンやラグの素材にも肌に優しい天然素材を選び、柄には動植物など自然をモチーフととしたアイテムが好まれます。
「カフェのようにリラックスできる家を作りたい」と考える人は多いでしょう。しかし、一括りにカフェ風の内装といってもその種類はとても多く、素材選びや家具選びによっては和風にもなれば北欧風にもなります。
カフェ風の内装を仕上げるうえでこだわりたいのは、壁や床の素材、家具や照明に使用する色味です。壁や床の素材には、落ち着いた印象を与える木目調のものが好まれます。冷蔵庫やテーブル、椅子などの家具も、壁や床に合わせて木目調のアイテムで統一するのが理想的です。
カフェテイストの家づくりでは、「壁や床、家具に経年劣化が生じたとき、それが味になるか」という点に注目してアイテムをそろえると良いでしょう。特に家具やインテリアを木目調のアイテムでそろえている場合、木は経年による劣化が生じやすい素材なので、長く暮らしていると必ず見た目に変化が生じます。統一感のある内装と、その内装にあった家具選びをすれば、個々のアイテムの経年劣化にすらも愛着が湧き、付加価値の高い空間になります。
ブルックリンとは、アメリカ・ニューヨーク州にある行政区のひとつです。ニューヨークと聞くと「洗練されていてオシャレ」という印象がありますが、ブルックリンはそんなイメージと相反して倉庫や工場が立ち並ぶ工業地帯です。
街にはレンガを基調とした古いアパートも多いことから、一般的に「ブルックリンスタイル」というとレンガ調や、コンクリート打ちっぱなしの内装を指します。色味はブラックやブラウン、グレーなどのダークカラーが中心で、工業地帯ならではのインダストリアルな雰囲気が特徴的です。
ダークカラーを基調とし、シャープで力強い印象を与えるブルックリンスタイルにはどんな家具やインテリアが合うのでしょうか。好みは人それぞれあるものの、ブルックリンスタイルならではの無骨な印象には年代を感じられるアンティークものや、ブラックなど明度を抑えた無機質な色味のインテリアを合わせるケースが多く見られます。植物は、可愛らしいお花などは控えて、大きめな観葉植物などで部屋全体を彩ると良いでしょう。
ブルックリンがアメリカの中でもニューヨークの街であるのに対して、カリフォルニアはその反対・西海岸に面した地域です。「ビーチ」や「リゾート」の代名詞とも言える地域で、「カリフォルニアスタイル」というと一般的に木目調で開放感あふれる内装を指します。床や壁、天井に使う素材としては、人工感の強いものよりもヴィンテージ感あふれる木目調の素材が好まれます。
カリフォルニアスタイルの大きな特徴は、吹き抜けのような広々とした間取りです。モノであふれかえった部屋では、西海岸のような開放感は味わえません。リゾートホテルのような開放感を演出するためには、モノをあちこちに放置せずにすむ収納性が必要です。木を基調とした収納棚やクローゼットを置き、キッチンには広々としたパントリー(食材、食品、食器などを置くための部屋)を設けると、モノを探す手間を削減できて部屋全体の雰囲気も統一されます。
素敵な内装というと見た目に注目してしまいがちですが、実際に住んだ時の使い勝手ももちろん大事です。建てた後、住み始めてから「使い辛い」と後悔する前に、使っていて嬉しくなるような素敵な見た目と、使い勝手を両立させるコツをおさえましょう。
部屋の見た目にこだわると、忘れてしまいがちなのがコンセント。「使いたい場所にコンセントがない」「コンセントの口数が足りない」というのは、よくある失敗のひとつです。
キッチン周り、テレビ周り、デスク周りなど、コンセントを使う場所や場面はたくさんあります。廊下も掃除機を使う際にあった方が便利です。
コンセントが足りない場所は、別のところから延長コードで対応は出来ても、その分理想の見た目は損なわれてしまいます。まずはコンセントをよく使うシーンや場所を把握し、どこに何が必要か、どこにコンセントが必要な家電が置いてあるのかを整理すると良いでしょう。また、部屋の見た目にこだわるのであれば、あらかじめどこに何の家具を置くのか決めて、そこから必要なコンセントの数を考えると失敗が減りますよ。
こちらもよくある失敗の事例です。玄関や部屋のドアなどの幅と、搬入する家具の大きさが合わずに折角のお気に入りの家具が入れられなくなったら悲しいですよね。 玄関もドアも、人だけのものではありません。内装にこだわりたいというひとであれば、設計時にどこに何を置こうか、どのサイズの家具を置こうかなど、ぼんやりとイメージができているのではないかと思います。大きい家具はサイズを測り、搬入の際に余裕が出来るように、業者や設計士と相談しておきましょう。
壁紙を決めるのは実は結構難しいんです。サンプルは小さい中から選びますから、いざ広い壁に貼られているのを見て「イメージと違う」と思ったという事例もたくさん。
明るい色は面積が大きいほど明るく濃く見え、暗い色は面積が大きいほど暗く薄く見える、面積効果という視覚効果が影響しています。なので、小さなサンプルだけではイメージにずれが生じてしまうのです。
これを防ぐために、壁紙は小さなサンプルで選ばず、モデルハウスや見学会などでいい印象のものを写真に撮っておいたり、サンプルを壁にあてて遠くから確認したりしましょう。
また、照明の当たり方によっても印象が変わるので、どのような色味の照明をどの角度からあてるか、また日航がどのようにあたるかもシミュレーションしておくとずれは起きにくいでしょう。
注文住宅は自分たちだけの理想を詰め込むことができます。ですが家族みんなの理想をまとめるのは楽しいと同時に大変な作業でもあります。
まずはどんなイメージにしたいか大枠のテイストを決め、全体の統一感を出しつつ、個人のお部屋は個人の希望を入れ込んだり、家族みんなで使う場所は優先順位をつけて決めていきましょう。
そして何より、見た目だけでなく実際の使いやすさにも目を向け、素敵な見た目で、かつ家族みんなが使いやすい家づくりをしていきましょう。
※シノスタイルの選出基準:漆喰壁、自然健康塗料を標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)。
※ライフの選出基準:ZEH、蓄電池、AI住宅が標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)
※本吉工務店の選出基準:市原市にある企業で最も古くに創業された注文住宅会社(調査日時:2023年6月)