注文住宅でしておくべき害虫対策とは？

こちらでは、注文住宅を建てる際に実施しておきたい害虫対策について、わかりやすく解説しています。また、害虫がどこから住宅に侵入してくるのか、その経路についてもあわせて紹介しています。せっかくの注文住宅で、害虫によるトラブルが起こらないようにするためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

ゴミは溜めないようにする

できるだけゴミを溜めないようにすることも、立派な害虫対策になります。というのも、害虫はゴミのあるところに寄ってくる傾向があるからです。ですので、月に2回ほどの頻度でしか出せない種類のゴミは、出し忘れたりすることのないよう特に注意したいところです。新聞や段ボールなどは、長期間放置されやすい代表的なゴミだといえます。

また、ベランダにゴミを置きっぱなしにするのも避けるようにしましょう。家の外だからといって安心は禁物です。ベランダに集まった害虫がさまざまな経路をたどって家の中に侵入してくる可能性は低くありません。

虫よけグッズを使う

害虫を近づけないようにするアイテムとして、虫よけグッズを活用するのもおすすめです。窓付近や玄関などは害虫が入ってきやすい場所なので、そういったところにグッズを設置しておきます。植物を設置する場合は、ミント・ラベンダー・ローズマリー・ゼラニウムなどを選ぶのがよいでしょう。

また、害虫が嫌がる超音波などを出す忌避グッズも、手軽に使えるのでおすすめです。コンセントに差し込み、置いておくだけでOKです。

湿気対策をする

湿気対策をおこなうのも、じめじめとした場所を好む害虫を遠ざけるのに役立ちます。除湿器やエアコン、空気清浄機などで、室内の湿度をおさえておくようにします。あるいは、除湿剤で代用することも可能です。スーパーマーケットやコンビニで市販されているので、簡単に購入できます。

LEDの照明を選ぶ

多くの害虫には、紫外線を発する照明器具のまわりに集まる習性があります。ですから、住宅に使用するライトをLED照明にしておくことで、害虫対策になります。光の強弱を調整したりカラーを変更したりすることもできるので、害虫対策という目的以外でも重宝するでしょう。

効果のある虫とない虫がいる

ただし、LEDライトは、蚊やゴキブリなど、紫外線への感受性や正の走行性のない害虫対策としては役立たないため、注意が必要です。ですので、そういった虫には殺虫灯や薬品など、他のアイテムを使って対策することになります。

どこから虫は入ってくるのか

ほんの小さなすき間からでも、害虫は住宅内に入ってきてしまうものです。そのため、特に害虫が入ってきやすい場所を把握した上で、各場所に害虫対策をおこなっておくことが大切です。

【侵入経路1】室外機のホース

室外機のホースは、家の内外をつないでいるため、害虫の侵入経路になりやすいです。キャップをするなどして対策します。

【侵入経路2】屋外に干してある洗濯物

洗濯物を屋外に干すと、害虫が付いてしまう場合があります。そして、害虫に気づくことなくそのまま家の中に取り込んでしまうわけです。白い洗濯物には特に害虫が付きやすいので、しっかりと確認してから取り込むようにしましょう。

【侵入経路3】換気扇

換気扇のすき間も、害虫の侵入経路のひとつです。キッチンやトイレにある換気扇のすき間を、換気扇用のフィルターなどを使ってふさいでおくことをおすすめします。

【侵入経路4】窓・網戸

窓や網戸の小さなすき間も要注意です。害虫対策用テープを使ったり、あるいはすき間の小さいタイプの網戸を採用したりするなどして対策しましょう。

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