市原市で注文住宅を建てる人へのお役立ち情報満載!
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注文住宅を建てる際、夢のマイホームが完成する喜びと共に、重要な「引き渡し」の瞬間がやってきます。この引き渡しがスムーズに進めば、新生活を気持ちよくスタートできます。
しかし、引き渡しにトラブルが生じると、後悔することになりかねません。そこで今回は、注文住宅の引き渡しで後悔しないためのポイントを5つご紹介します。これらを押さえて、安心して引き渡しに臨みましょう。
注文住宅の引き渡しは、建物が完成した後に行うべきです。しかし、ハウスメーカーや施工業者の都合で、未完成の状態で「書類上だけ引き渡しを進めたい」と提案されることがあります。たとえば、ハウスメーカーが決算に合わせて売上を計上したい場合や、住宅ローン控除を早く受けたい場合などです。
しかし、未完成のまま引き渡しを受けてしまうと、後々トラブルが発生する可能性が高くなります。例えば、工事が完了しなかったり、傷や不具合が補修されないままになったりしてしまうことがあります。また、万が一ハウスメーカーが倒産してしまった場合、工事が中断され、責任を追及するのが難しくなるかもしれません。
そのため、引き渡しは必ず建物が全て完成してから行いましょう。
引き渡し前の内覧では、細かな傷や不具合を見逃さずに確認することが大切です。そして、指摘した箇所は必ず書面に記録してもらいましょう。口頭での指摘だけでは、後に「言った・言わない」のトラブルに発展することがあります。
特に、内覧会に立ち会う担当者と実際に補修作業を行う職人が異なる場合、補修が漏れてしまうことも少なくありません。指摘箇所にはマスキングテープなどでマーキングをし、自分でも写真やメモを残しておくと安心です。
また、引き渡し日までに全ての補修が完了しているのが理想ですが、万が一間に合わない場合には、補修箇所やその予定を具体的に記載した書類をもらうようにしましょう。
引き渡し当日には、現場監督や営業担当者から保証書や設備の取り扱い説明書を受け取ります。これらの書類は膨大で、一度に全てを確認するのは大変です。しかし、特に使い慣れない設備については、しっかりと使い方の説明を受けておきましょう。
例えば、以下のような設備についての確認が必要です。
また、保証書には定期点検やアフターメンテナンスに関する情報が記載されています。定期点検を無料で実施しているハウスメーカーも多いので、次回の点検日や無料の期間、有償になるケースについてもしっかり確認しましょう。
引き渡しが近づくと、住宅ローンや引っ越し、ライフラインの手配など、準備することが多くなります。これらをスムーズに進めるためには、余裕を持ったスケジューリングが必要です。
まず、引き渡し日が決まったら、次の点に注意して手配を進めましょう。
これらの手続きは、計画的に進めることで、新生活がスムーズに始められます。
引き渡しが完了すると、多くの書類を受け取ることになります。これらの書類は、新生活を始める上で必要になるだけでなく、将来的にも重要な役割を果たすため、しっかりと保管しておくことが大切です。
特に、以下のような場面で必要になることがあります。
例えば、住宅ローンの契約書、登記関連の書類、住宅性能評価書などは、後々重要な書類となりますので、確実に保管しておきましょう。
注文住宅の引き渡しは、これまでの努力が結実する大切な瞬間です。しかし、ここで注意を怠ると、後悔することになりかねません。今回ご紹介した5つのポイントを押さえて、しっかりと準備を進めることで、安心して新生活をスタートさせることができるでしょう。引き渡しの際には焦らず、ハウスメーカーや施工業者としっかりコミュニケーションを取りながら、最終確認を行いましょう。
※シノスタイルの選出基準:漆喰壁、自然健康塗料を標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)。
※ライフの選出基準:ZEH、蓄電池、AI住宅が標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)
※本吉工務店の選出基準:市原市にある企業で最も古くに創業された注文住宅会社(調査日時:2023年6月)