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※シノスタイルの選出基準:漆喰壁、自然健康塗料を標準装備している市原市にある注文住宅会社(調査日時:2023年6月)。
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※本吉工務店の選出基準:市原市にある企業で最も古くに創業された注文住宅会社(調査日時:2023年6月)

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注文住宅に神棚は必要?

注文住宅を建てた際に、「神棚を設置した方が良いだろうか?」と悩む方もいるでしょう。そこで、ここでは神棚について紹介します。神棚とは何かから設置場所やお参り方法、お手入れ方法まで解説していますので、ぜひ参考にしてください。

必ずしも必要というわけではない

神棚とは、家などで神様をお祀りするために設けた棚のことです。その土地の氏神様や伊勢神宮、自身の信仰する新道のお神札をお祀りしており、家の中に神様をお招きします。神棚を設けたら日々参拝し、「家内安全」や「繁盛」を神様へお祈りします。

神棚は新築住宅に必須というわけではなく、設置しなくても問題ありません。無理に設置してお参りやお手入れを疎かにするよりは、定期的に神社へ足を運んでお参りする方が良いこともあります。

自身の信仰やライフスタイルなどを考慮したうえで、神棚を設置するか決めると良いでしょう。

もし神棚を設置するなら

どこに設置するか

神棚を設置したい場合は、方角や場所、高さに注意します。

  • なるべく南~東向き
  • 明るく風通しが良い
  • 静かできれいな場所

また、大人の目線より高い位置(天井より少し下)に設置します。家族みんながお参りしやすい場所であると良いでしょう。

一般的には和室やリビング、客間などに設置することが多いようです。もしも南~東向きの方角が難しい場合は、明るく風通しの良い静かできれいな場所を探しましょう。

避けた方が良い設置場所

神棚の設置を避けた方が良い場所もあります。

  • ドア上や玄関など、人がよく横切る場所
  • トイレやお風呂など、神様が汚れてしまう場所
  • 押し入れなど、暗く閉塞感のある場所
  • 子ども部屋など、散らかりやすい場所
  • 上階のある場所

上記のような場所は、神棚の設置には不向きです。基本的に水回りは避けた方が良いでしょう。

なお、上階がある場所に神棚を設置するのが好ましくない理由は、「神様の上を人が通る」という可能性があるから。そのため1階に設置する場合は2階のない場所を選ぶと良いでしょう。難しい場合は、「雲」や「空」と書いた紙や木を神棚の上の天井に貼ります。「神様の上にはなにもありません」という意味をもたせられるそうです。

お供え物の配置

神棚に置くお供え物には、配置に決まりがあります。「左にお水・中央にお米・右にお塩」となっており、御神酒がある場合は中央にあるお米の両隣に御神酒を配置しましょう。

お供え物の配置は、重要度が高いものから順に神様の近くへ置く決まりになっており、重要度は「米→酒→塩→水」の順です。

なお、三方にのせて配置する際は、お米を頂点としてお米の両隣に御神酒を置き、左下にお水、右下にお塩を配置します。

お供え物はいつ交換するのか

お供え物は、神様が召し上がる食事です。そのため榊と御神酒は毎月1日と15日に交換し、お米・お塩・お水は毎朝お供えして夕方ごろにはお下げします。

ただ現代では、毎日のお供え物の交換が難しいケースもあるでしょう。その場合は、榊と御神酒を交換するタイミングでお水やお塩、お米を交換しても問題ありません。お米は生米か無洗米を選ぶと数日交換できなくても長持ちしてくれます。

なお、お下げしたお供え物は頂いて構いません。抵抗がある場合は植物の水やりや玄関にまく塩として活用し、そのまま捨てないようにしましょう。

お参り方法

基本的には、お供え物の交換前にお参りを行います。地域によって異なるものの、お参り方法は神社に参拝するときと同じ。「二拝二拍手一拝」が基本作法です。

  • 頭を2回深く下げる
  • 両手を合わせて2回手を打つ
  • 頭を1回深く下げる
  • その場から離れるときは軽く頭を下げる

上記の流れでお参りするのが一般的です。また、お参りの際に祓詞(はらえことば)をそらんじることもあります。

お手入れ方法

神棚は明るく清潔な場所に設置するものの、ほこりが溜まりやすくなっています。こまめにお手入れをして清潔を保ちましょう。日々のお手入れであれば、乾いた布巾で拭く程度で問題ありません。お盆やお正月(年末)には、念入りなお手入れを実施しましょう。下記に、念入りなお手入れの手順を紹介します。

  1. お手入れを行う前に、手洗いうがいで身を清める
  2. 一礼する
  3. 神具等は床ではない場所へ移動する
  4. 棚板を新しい乾いた布巾で拭く
  5. お神札は白い布の上に置いておく。取る際は息がかからないよう注意
  6. 陶器の神具は水洗いして拭く
  7. 生榊の場合は取り替える
  8. 乾いた布巾や刷毛で神棚を掃除する
  9. お神札を戻す
  10. 新しいお米とお水、御神酒、お塩などをお供えする
  11. 最後に一礼する

なお、もしも神具が破損している場合は、新年のタイミングで交換するのが理想的です。

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