太陽光エネルギーを利用した住宅について知ろう

注文住宅を作る際に太陽光エネルギーを利用した家を作りたいと思う人も一定数存在するようです。

しかし「何となくエコだから」「電気代が安くなりそうだから」という理由で、深く考えずに太陽光エネルギーを使える住宅を検討する、または実際に作ってしまう人も多いようです。

太陽光エネルギーを利用する住宅にはどのような設備が必要なのでしょうか?

また、実際に導入するときの注意点はあるのでしょうか?

太陽光エネルギーを利用すると何ができる?

ソーラーパネル

住宅によって異なりますが、「発電」または「お湯を沸かす」ことに太陽光エネルギーを活用できます。両方を同時に行える住宅もあります。

太陽光で発電

ソーラーパネルを屋根に設置して、自宅で電気を作るものです。

家で作った電気を使うので、電力会社に支払う電気代を節約できます。

IHクッキングヒーターやスマートフォンなど、電気を使う家電やガジェットはどんどん増えています。電気自転車や電気自転車がある家庭では、たくさんの電気を使わなければなりません。これに加えて東日本大震災以降、電気料金の値上げが続いているので、電気代は家計を圧迫しがちです。そういった電気代を節約できるのは大きなメリットです。

また、発電した電気を電力会社に売る「売電」をすることもできます。長期間継続的に売電すれば、太陽光発電に必要な設備のコストを上回る金額を手にすることが可能です。

太陽熱で温水

屋根に太陽熱温水器を設置すれば、太陽熱で水をお湯に変え、貯めておくことができます。作ったお湯はキッチンやバスで使えます。

温度が充分でないときはガスや灯油などを使って加熱する必要がありますが、冷水をお湯にするよりも安いコストでお湯を使えるためガス代や灯油代を節約することが可能です。

「太陽光を利用する家=太陽光発電」と思われがちですが、ソーラーパネルの発電効率は10~20%に過ぎません。太陽のエネルギーを2割程度しか活かせないのです。

しかし太陽熱温水器は太陽エネルギーを50~60%を活用することができます。エネルギー効率だけを見れば、太陽熱温水器に軍配が上がるのです。

家庭で使うエネルギーの約3割が給湯に使われているというデータもあるので、この部分を軽減できればかなり家計が助かるでしょう。

市原市の日照時間は?

太陽エネルギーを利用するには日光が必要です。日照時間が短いエリアだと利用できる太陽エネルギーが限られてしまいます。市原市は日照時間が長いのでしょうか?短いのでしょうか?

市原市固有の日照時間を調べた有用なデータは見つかりませんでしたが、47都道府県の都道府県庁所在地における日照時間を20年にわたって調べ、比較したデータはあります。

これによると、千葉県千葉市の日照時間は全国平均よりも102%多くなっています。千葉市のすぐ南に位置する市原市の日照時間も千葉市並と考えられます。日照時間という点では及第点と言っていいでしょう。

もちろん、他の建物や山などに日照を遮られる場所では太陽エネルギーを上手に活用できないので注意が必要です。

太陽光発電のために導入する設備は?

太陽光発電に必要な設備には以下のようなものがあります。

ソーラーパネル

太陽光を受けるために屋根に設置するパネルです。

パワーコンディショナー

ソーラーパネルで発電された電気は直流電力なので、そのままでは家庭で使えません。交流電力にするにはパワーコンディショナーを通す必要があります。

分電盤

家庭の配線に電気を分けるための装置です。ブレーカーがあるパネルと言えばわかりやすいでしょう。

電力量計

発電して使わなかった電気を電力会社に売るための売電用メーターと、夜に使った電気を電力会社から買うための買電用メーターの2つが必要となります。

太陽熱で給湯するために必要な設備は?

一方、太陽熱でお湯を作るために必要な設備には以下のようなものがあります。採用する方式によって違うので注意が必要です。

太陽熱温水器

屋根に設置して水を太陽熱で暖めるためのパネルです。これを水道のパイプに繋ぐだけでも太陽熱で作ったお湯を使うことは可能です。

ミキシング装置

水道管と湯沸かし器の間に設置する装置です。太陽熱温水器で温めた水は60~70℃程度に加温されています。これをそのまま湯沸かし器に通すと装置が壊れるので、一旦ミキシング装置に通し、水を加えて温度を下げておきます。そのお湯をそのままキッチンやバスで使うこともできますし、もしお湯が冷めている場合は湯沸かし器で加熱して使うことができます。

太陽熱温水器のみの場合よりも使い勝手が良くなります。

貯水タンク

ミキシング装置と太陽熱温水器の間に挟む貯水タンクです。温水器で温めた水を大量にストックできます。

ポンプが必要になるので、ポンプを稼働させるための電気代がかかります。

装置が増えるのでコストがかかるのもデメリットです。

どのくらいの予算がかかる?

太陽光発電システムの設置には、工事費込みで1kWあたり40万程度のコストがかかります。

5kW程度の発電設備を設置する家庭が多いため、おおよそ200万円が必要です。

一方、太陽熱温水の場合には、屋根に設置する太陽熱温水器で20~30万円、ミキシング装置で10万程度、貯水タンクやポンプで50~60万円が必要となります。

節約メリットは?

太陽光発電を導入すると、地域差はあるものの年間の電気代が3~4万円節約できるとされています。

売電を行えば年間10万円程度の収入も得られるので、設置費が200万円でも20年で元が取れることになります。

また、太陽熱温水器を使った場合、LPガスだけを使うよりも年間2~3万円節約できることが多いようです。

メンテナンスにコストはかかる?

太陽光発電に必要なソーラーパネルの寿命は約30年とされています。年々発電効率が落ちるので20~30年で交換してください。

パワーコンディショナーは通電するため劣化します。10~15年程度が寿命です。

売電や買電のためのメーターは、法律で10年ごとの交換が義務付けられています。費用は1個3万円程度です。

太陽熱温水器は水を通しているので、定期的なメンテナンスを業者に依頼することになります。2年毎に1万円程度の点検費用がかかると見積もっておきましょう。部品が傷んでいたら箇所によって5,000~1万円以上のコストがかかります。

市原市の施工事例

ここからは市原市で行われた太陽光発電の施工事例をご紹介します。

ソーラーパネル設置中

施工事例1

市原市では、京セラ製ソーラーパネルSAMURAIを4.110kW設置した施工事例があります。

業者を適切に選んだ結果、屋根の形に合わせて無駄なく設置してもらえたうえ、見栄えもキレイに仕上げてもらえたようです。

施工事例2

Panasonic製5.856kWのソーラーパネルを設置した事例では、瓦にアンカーを打ち込む「瓦アンカー工法」が使われました。

打ち込んだアンカーの周りはしっかりと塞がれたので、隙間から雨漏りするようなことはありませんでした。

施工事例3

3.48kWという、比較的発電量の少ない施工事例もあります。

この事例では三菱製のソーラーパネルが使われました。

まとめ

太陽光エネルギーを利用する場合、太陽光で発電するか太陽熱でお湯を作るかを選ぶことができます。両方を選んでも構いませんが、その場合はコストが増えてしまいます。

太陽光発電は売電ができるので、一定期間を過ぎれば純粋な利益が発生します。一方、太陽熱温水器はエネルギーが良く、設備費も高くありません。

注文住宅を作る時に太陽光エネルギーを利用する住宅を作りたい場合は、業者とよく相談して決めてください。

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